さまざまな理由から冬の結婚式を検討している人もいるでしょう。
『結婚式を急いでやりたい』
『仕事の関係で冬が一番都合がつけやすい』
『オフシーズンである冬は価格が抑えられる』
新潟の冬はとにかく寒く雪も積もり、厳しい季節ですが、気遣いと工夫により冬の結婚式だからこその温かみを感じてもらうことができます!
寒さ対策とゲストへの配慮を万全にして、冬だからこそ叶う結婚式を実現させましょう!
経歴
結婚式場でプランナーとして5年勤務。現在はブライダルジュエリーショップにて、婚約指輪・結婚指輪の販売を担当。ブライダル業界全般に携わった経験から、プレ花嫁のお悩みに寄り添ったブライダルアドバイザーとしても活躍。
趣味
愛犬との散歩
冬の結婚式のメリット
寒くて雪降る中での結婚式はどうしても躊躇してしまいますが、見方を変えると悪いことばかりではありません。冬に結婚式をするメリットは3つ!
日取りが抑えやすい
大安や友引などの良い日取りがオフシーズンである冬は圧倒的にふたりの希望に合わせて取りやすいのです!春や秋で特に人気な土曜日の大安の日程は一年前から予約が埋まり始めるのに比べて、直前まで空いている可能性が冬は高め。
授かり婚で早めに結婚式を済ませたい方や、仕事の都合で結婚式を先延ばしにできない方は冬の時期を検討してみては?おおよそ希望の日程で結婚式が実現できるでしょう。
お得に結婚式ができるかも!?
一般的に冬場は結婚式が圧倒的に少ないオフシーズン。そんな時期だからこそ結婚式場としてはお得なプランや通常の月にはない割引を打ち出しているケースが多いのです。できるだけ費用は抑えたいと考えているカップルにとって冬は狙い目!
冬ならではのコーディネートを楽しめる
冬から連想されるものといえば『クリスマス』『イルミネーション』『雪』『バレンタイン』などなど、テーマとなりそうなものがたくさん!
結婚式は最初にテーマを決めると統一感のある雰囲気や会場作りができるのでおすすめです。
▷結婚式のテーマの決め方とは?コーディネート実例とあわせてチェック!
まずカラーならホワイトやシルバー、ゴールドを取り入れるとキラキラした雪景色のイメージに。ブラウンを基調に+赤・オレンジなどの暖色系のカラーを取り入れると、ほっこりした温かみを感じる空間になります。
アイテムであればキャンドルやふわふわのフェザー、松ぼっくりを装飾すると冬っぽさがでて素敵。また、くすみカラーなどの色味を抑えた小物や装花を使うと大人っぽくおしゃれな雰囲気になります。
冬の結婚式はゲストへの気遣いが重要
冬の結婚式は単純に寒いというだけではありません。他の季節とは違い、冬はきめ細やかな配慮が必要です。
ゲストへ配慮したほうがいいポイント
新潟では雪や交通機関の心配があります。
雪が積もっている時であれば移動に時間を要します。ゲストの負担にならないように、午前からの式は避けて午後からのスタートがおすすめ。最近は新潟県内でも場所を問わずに大雪となることも多いです。雪の影響で直前にキャンセルという可能性も。降雪量の多い1月を避けると、出欠への心配も最小限になりますね。
また12月と1月は年末年始ということもあり、何かと忙しいシーズン。仕事でもプライベートでもイベント事が多く、ゲスト自身の予定が入りやすい時期でもあります。クリスマス付近や帰省が絡みそうな12月後半から1月前半はできるだけ避けたほうが良いでしょう。
寒さ対策が必須
最も気にかけたいのは、やはり寒さについて。特に女性用のパーティードレスは厚着が難しくどうしても薄着になってしまいます。ホッカイロを用意して配布できるか・ブランンケットの貸し出しが十分にあるかなど、事前に式場に確認しておきましょう。
ガーデンがある会場や外に続くチャペルの大階段などの開放感のある魅力的な屋外演出もありますが、冬はそういった演出は候補から外すのがベター。例えば挙式後のフラワーシャワーはチャペル内で行おう。その日の思い出が「とにかく寒い結婚式だった…」なんて印象にならないように、暖房完備の室内での演出に特化して考えていきましょう!
演出で温かみを感じてもらおう
キャンドルを使った演出がおすすめ!ふたりが各テーブルにあるキャンドルに火を灯すキャンドルサービスではキャンドルの灯りが会場いっぱいに広がり、とても幻想的でドラマティックな空間になります。
お料理やドリンクに温かさをプラス
結婚式が始まるまでに、ゲストが最初に待機する待合スペースで温かい飲み物を多めに用意。通常だとビールやカクテル、ジュースなどの冷たい飲み物が一般的ですが、この季節だからこそ温かい飲み物があると喜ばれます。ホットのココアやカフェオレで身も心も温まってもらおう!
お料理では温かいポタージュスープを取り入れると冬らしさが感じられます。またデザートではチョコを使うと季節感がでますし、チョコレートファウンテンを用意すると会場中にチョコの甘い香りが広がり、見た目にも華やかに。
まとめ
寒さや雪の心配がある冬の結婚式ですが、冬だからこそ、さらに楽しめる演出やコーディネート、お料理をたっぷりと取り入れてみましょう!
寒くて足元の悪いなか、ふたりのために来てくれたゲストに感謝の気持ちを持っておもてなしを。いつも以上の工夫や配慮によってゲストの印象に残る、思い出深い温かな結婚式が作れますように。