結婚式のタイムスケジュールについて考えたことはありますか？
何度か結婚式に参加したことがある人でも、どのような時間軸で結婚式が行われているのかを知っている人は少ないはず。
結婚式にはどんな要素があり、どのように進行していくのかを知って、ふたりらしさのある結婚式を作っていきましょう！
RINGO
経歴
結婚式場でプランナーとして5年勤務。現在はブライダルジュエリーショップにて、婚約指輪・結婚指輪の販売を担当。ブライダル業界全般に携わった経験から、プレ花嫁のお悩みに寄り添ったブライダルアドバイザーとしても活躍。
趣味
愛犬との散歩
結婚式の主なタイムスケジュール
結婚式の一般的な流れを知ってタイムスケジュールを確認しましょう。どんなに良い演出を入れても長すぎると、間延びしてゲストも退屈してしまいます。ゲスト目線も大事にしつつ時間配分に気を遣えるとベスト！
挙式
挙式自体の時間は約30分。チャペル式の流れはおおよそ決まったものになります。ここでは一般的な進行をご紹介！
1. 新郎入場→新婦・父とともに入場
2. 讃美歌斉唱
3. 聖書朗読
4. 誓約
5. 結婚指輪交換
6. 結婚証明書に署名
7. 結婚宣言
８. 新郎新婦退場
ここまでで所要時間は20分ほど。この後の10分でフラワーシャワーやブーケトスを行ないます。
披露宴
披露宴は2時間半〜3時間程度で行われます。
1. オープニングムービー 〜 新郎新婦入場（5分）
2. ウエルカムスピーチ（5分）
3. 主賓祝辞（両家合わせて10分）
4. 乾杯（5分）
5. 歓談（10分）
6. 祝電紹介（5分）
7. 友人スピーチ（両家合わせて10分）
8. ケーキ入刀（10分）
9. 新婦退場 〜 新郎退場（10分）
10. プロフィールムービー（5分）
11. 新郎新婦入場（5分）
12. テーブルラウンド（20分）
13. 余興（10分）
14. 歓談（15分）
15. 新婦手紙 〜 両親へ花束贈呈（10分）
16. 謝辞（5分）
17. 新郎新婦退場 〜 エンドロール（10分）
18. お見送り（20分）
以上が披露宴のスタンダードな流れになります。どの演出を取り入れるかはふたり次第。基本を元に、自分たちらしい披露宴にするには何をすべきか考えてみましょう。
演出を盛りだくさんにすると歓談の時間が少なくなってしまい、ゲストと写真を撮ったり話したりする時間が全く取れなくなってしまうケースも。また大幅に時間を超えてしまうと延長料金が発生することもあります！やりたいことがたくさんある場合はプランナーに早めに希望する演出を伝え、プログラムに組み込むことが可能か確認しておきましょう。
ふたりとゲストの距離感が近くてアットホームな雰囲気にしたいのか、イベントをたくさん盛り込んだ賑やかな雰囲気にしたいのか、理想とする結婚式のイメージ次第で披露宴の内容が変わってきます！
人気演出は？
これは外せない！定番の人気演出をご紹介。挙式や披露宴の参考にしてくださいね。
挙式の定番人気演出
【ベールダウン】
母から新婦へ最後のお支度として新婦のベールを下ろします。バージンロードを歩く前(入場直前)に行うのでゲストに見守ってもらいながらの感動的なセレモニー。
【リングガール・ボーイ】
ゲストに小さなお子さんがいれば、リングピローに乗せた結婚指輪をふたりのもとまで運ぶお手伝いをしてもらおう。
【リングリレー】
結婚指輪を長いリボンに通してチャペルの後方から新郎新婦の元までゲストに協力してもらいながら運ぶゲスト参加型の演出。
【フラワーシャワー】
挙式が終わり退場する際にゲストから花びらをまいてもらうセレモニー。見た目にも華やかですし小さな子どもからお年寄りまで全員が参加できるのも良いところ。
【ブーケトス】
女性ゲストに向けて新婦からブーケを投げ、キャッチした人は次に結婚できると言われているもの。最近では参加者が未婚女性と限定されないように、プレゼントトスといってブーケの代わりにぬいぐるみやサッカーボールなどの趣味にまつわるものを投げてキャッチした人になにか別のプレゼントをするものも人気。
披露宴の定番人気演出
【ケーキ入刀】
定番のケーキ入刀は結婚式の前半に行うことが多い演出。ゲストのシャッターチャンスにもなります！
【ファーストバイト】
ケーキ入刀をした後にお互いにケーキを食べさせ合うもの。サプライズで親御さんから食べさせてもらうラストバイトや誕生日が近いゲストに食べさせてあげるバースデーバイトも人気が高いです！
【お色直し退場】
お色直しで退場するときにはゲストにエスコートしてもらいましょう！兄弟姉妹、祖父母などの家族や仲のいい友達と一緒にサプライズで退場するとそのゲストにとっても良い思い出に。
【テーブルラウンド】
お色直しをして再入場したらゲストのテーブルに挨拶をして周ります。写真を撮りながらキャンドルサービスやキャンドルリレー、スパークバルーンなどをします。ゲストとの距離が一番近づけるところなので必ず取り入れたい演出のひとつ。
【ムービー放映】
いちばん最初のふたりの入場前に流すオープニングムービー、お色直し中座で流すプロフィールムービー、最後の退場後に流すエンドロールムービーと三種あります。全てがマストではありませんので、取り入れたいムービーのみで大丈夫。
【新婦手紙】
結婚式のクライマックスといえば新婦手紙。これまで大切に育ててくれた親御さんにむけて感謝の手紙を読みます。また最近では新郎から親御さんへの手紙を読むことも多いんです！もし大勢の前で手紙を読むことに抵抗があれば、手紙を渡すだけでも◎
まとめ
結婚式の当日のプログロムをこうやって見てみると、やることはたくさんあります。分刻みでスケジュールが決まっていますので、やりたいことは早めにピックアップしてどうやって取り入れられるかをプランナーに相談しておきましょう。
準備期間はとても長いですが結婚式の1日はあっという間です。ゲストへの配慮を忘れずにふたりの理想が叶う結婚式になりますように！
