結婚式場見学に初参加の方へ!気になる疑問をここで解決しておこう!

結婚が決まったふたり、次のステップは結婚式場探し。

まずは雑誌やホームページを見て情報収集をし、いくつかピックアップしてみましょう。それから実際に、見学会やブライダルフェアへ参加を!そこではプランナーさんが施設紹介をしてくれたり、費用面の相談に乗ってくれたりします。またコース料理の試食や衣装の試着ができる場合も。式場へ足を運んでみると具体的なイメージを膨らみますよ。

ふたりの理想の結婚式場を見つけるために、ポイントをおさえて式場見学を始めましょう!

▷結婚式費用ってどうやって負担するの?内訳を予習しておこう!

筆者
RINGO
この記事のライター
経歴
結婚式場でプランナーとして5年勤務。現在はブライダルジュエリーショップにて、婚約指輪・結婚指輪の販売を担当。ブライダル業界全般に携わった経験から、プレ花嫁のお悩みに寄り添ったブライダルアドバイザーとしても活躍。
趣味
愛犬との散歩

 

式場見学に初参加の方へ!気になる疑問を解決

初めての式場見学はわからないことだらけ。

予約~当日の流れまでをここでチェックしておきましょう!

予約は必要?

電話する女性

式場見学に参加する際の予約は必須!

フェア内容は多種多様にあり、料理試食付のものやドレス試着、模擬挙式参加など参加人数が限られているものも。または先着順で、飛び込み参加では対応してもらえない場合もあります。

特に土日祝日は実際の結婚式が行われています。そのためせっかく足を運んでも見学できるスペースが限られていたり、スタッフがおらず十分に案内してもらえなかったりと、残念な見学会に。

事前に予約をしておくと、施設内をすべて案内できるよう手配しておいてくれます。充実した会場見学ができるよう、あらかじめ予約しておくことがおすすめ!

どんな服装で行くべき?

青空とバックに写る結婚式場

結婚式場は非日常空間が広がっています。どんな服装で行くのがふさわしいのでしょうか?

結婚式をしている日であれば参加しているゲストは華やかに女性はドレスアップをしていて、男性はスーツでビシッと正装をしています。式場見学の段階ではフォーマルすぎる必要はありませんが、ラフすぎると場の雰囲気から浮いてしまうことも・・・。そうならないために、きれいめな普段着を目指しましょう!

例えば、男性は夏でも短パンやサンダルは控えるのが無難です。ジャケットを羽織るか、暑い時期は襟付きのシャツ一枚でも◎

女性はスカートやパンツどちらでも大丈夫ですがカジュアルに見えてしまうデニムは避けるのと、露出が多くないか気にかけましょう。またドレス試着ありのフェアに参加する場合は脱ぎ着のしやすさも重要!

基本的に式場見学では神聖な教会の見学やコース料理の試食があることを念頭に置き、そこにふさわしい格好を意識してみてください。

当日の見学の流れは?

プランナーと打ち合わせをする新郎新婦

参加するフェア内容にもよりますが、多くの人が選ぶコース料理付のフェアであれば、おおよそ所要時間は3時間半。

アンケート&ヒアリング(理想の結婚式のかたち、時期、人数など)

会場見学(施設内を実際に歩き回りながら説明をうける)

料理試食

見積提示

 

大まかに、これが当日の流れとなります。見積もりや日程の相談、試食をしていると時間がオーバーしてしまうことも。もし一日で複数の式場周りを計画するようであれば、2件までにして午前と午後に分けていくのがおすすめ。

式場見学前に話し合っておいたほうがいいこと

式場見学がスムーズに進むように、また担当者に自分たちの希望が上手く伝わるように、ふたりで事前に話し合っておくべきことを確認しましょう!

日取りや人数の規模

カレンダー

特に大事なのは結婚式の日取り!だいたいのシーズンや希望の曜日は考えておきましょう。ただ結婚式までの日程が近いと人気のシーズンや土曜日は、すでに予約が埋まっている可能性大!また人気の式場は1年前から予約が埋まり始めるもの。希望の式場で結婚式ができるように、日取りに関しては候補日を多めにあげておくと安心。

また人数は、おおよその想定をしておくのがポイント。

  • 会社関係の出席はあるのか
  • 親族のみなのか
  • 友人はどの範囲まで呼ぶのか

式場や会場ごとに収容人数が異なるため、プランナーさんは人数に応じた提案をしてくれます。
(演出内容も人数規模により変わることも!)そして何より、見積もりに招待人数は大きく関わります。より具体的に結婚式をイメージし予算感を把握するためにも、だいたいの人数規模は考えておくと◎

 

こだわりたいポイントを決めておく

たくさん並べられたウエディングドレス

費用、演出、料理、衣裳、アクセスなど、こだわりたいポイントはそれぞれあるはず!どこを重視するのか優先順位をつけて、お互いの考えを共有しておくと、当日の担当者への相談もスムーズにできます。

予算感をすり合わせておく

電卓とノートとペン

「結婚」となると新居の用意やハネムーンなどでお金のかかることが多いですね。そのなかで何にどれくらいお金をかけたいかはカップルごとにそれぞれ。結婚式以外の出費も考えながら、実際に結婚式資金として用意できる互いの予算については早めに話し合っておくとベスト。それにより、結婚式の規模や視野に入ってくる式場、見積もりの出し方も変わってきます。

式場見学当日!チェックすべきポイント

いよいよ式場見学の当日!期待して足を運んだ式場で『素敵な空間だった・・・!』と夢を膨らませて終わりではなく、式場選びの決め手が見つかるよう、確認しておくと良いポイントをチェック!自分たちに見合った会場か見極めていきましょう。

【チェックすべきポイント】

  • アクセスのよさ
  • 希望する演出が叶うか
  • 施設面の確認
  • 見積もり
  • スタッフの対応

アクセスのよさ

地図アプリ

ゲストは近場から遠方まで、さまざまな地域から来てくれます。車でも駅からでもアクセスはしやすいか、ゲスト専用の駐車場は十分にあるのか、遠方からのゲストに宿泊が必要な場合に式場周辺に宿泊施設があるかも重要。また式場によってはバスをサービスで手配してくれる場合もありますので、そこも確認しておいたほうがいいですね!

希望する演出が叶うか

青空の下でバルーンを持った新郎新婦

挙式・披露宴にはふたりらしさを盛り込んでゲストに楽しんでもらえるように、いろいろな演出を考えます。ですが自分達のやりたいことがすべてできるかは式場次第。

ガーデン付きの会場で風船を使った演出やチャペルでフラワーシャワーなども素敵ですが、施設的にできないところもあります。また持ち込み関係は厳しく、物によっては持ち込み料が発生するケースも!

すでにやりたい演出が決まっている場合は、演出関係も事前に伝えて確認しておきましょう。

施設面の確認

コーディネートされたパーティー会場

結婚式当日には多くのゲストが出席します。せっかく来てくれたゲストですから、快適に過ごしてもらえるように配慮しましょう。

  • 子ども連れのゲストがいる場合、授乳室やキッズスペースがあるか
  • ゲストが使える更衣室があるか
  • ロビーは十分な広さか、他の式のゲストとバッティングすることはないか
  • 親族専用の控え室はあるか
  • 会場の広さとゲストの人数は見合っているか(広すぎず、狭すぎないか)

見積もりは要チェック

お金
見積もりは要確認!

式場見学の一番最後にはふたりの想定する時期、招待人数に合わせて見積もりを作ってくれます。これを見ると思っていたより安い、高いと感じる印象はそれぞれだと思います。

ですがここで気を付けるべきは、最初の見積もりはほとんどの項目が一番下のグレードになっているということ!(料理・ドリンク・引き出物は一番グレードの低いもの。演出関係のオプションや、写真映像関係は組み込まれていないことがほとんど。)

契約後に打ち合わせが進んでいくと、最初の見積もりからかなりオーバーしてしまったというのはよくある話ですね。そうならないために、契約前のこの段階である程度のグレードやオプションを盛り込んだ見積もりを作ってもらいましょう。そうすることで現実味のある見積もりができ上ります。

スタッフの対応も見ておこう

結婚式はふたりの一生に一度の大切な一日。そしてふたりの大切な家族や友人、会社関係などたくさんの人が参加します。その大勢のゲストをもてなしてくれるのが結婚式場のスタッフ。

式場見学当日にふたりを案内してくれるプランナーさんが親切にしてくれるのは当然ですが、その他のスタッフの挨拶や愛想の良さも重要なポイントです。

ふたりにとっても、ゲストにとっても居心地よく温かいサービスをしてくれるかも見極めておこう。

まとめ

気になる式場をピックアップしつつ、どんな結婚式にしたいのか、なににこだわりたいのかも話し合っておけるといいですね。

ふたりの一生の思い出に残る素敵な結婚式場が見つかりますように!