”結婚指輪(マリッジリング)は左手の薬指に着ける”と当たり前のように認識されていますが、どうして左手の薬指に着けるのでしょう。
「右手に着けてはいけないの?」
「結婚指輪の位置によって意味は変わるの?」
改めて考えてみると知らないことばかりですよね。
今回は結婚指輪を左手の薬指に着ける理由や、指輪を着ける位置によってどんな意味を持つのか詳しく解説していきます。
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結婚指輪はなぜ左手の薬指?
結婚指輪を左手の薬指に着ける理由は、古代ギリシャの習慣に由来します。
当時、心臓は感情を司っており、左手の薬指は心臓へと繋がる太い血管をもつ神聖な場所とされていました。
そんな左手の薬指に指輪を贈ることで相手の心をつなぎとめるという意味を持ち、今でも永遠の愛の証となる結婚指輪を着ける位置は左手の薬指がふさわしいとされています。
数千年も前の習慣がいまだに続いているのは、なんともロマンチックですね。
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結婚指輪を右手に着けるのはNG?
日本では結婚指輪を左手に着けるのが一般的ですが、かといって右手の薬指に結婚指輪を着けてはいけないということはありません。
ふたりの気持ちやライフスタイルに合わせて、右手につけても問題はありません。
そもそも結婚指輪の歴史自体まだまだ新しく、日本に結婚指輪を着けるという風習が入ってきたのも1970年代。これから様々な変化が起こりうる風習ともいえます。
ふたりが納得するスタイルであれば、左手の薬指にこだわる必要もないのかもしれません。
豆知識:結婚指輪を右手に着ける国もある
ちなみに豆知識として、ドイツやスペイン、オーストリアなどでは結婚指輪を右手に着けるのが一般的だそうです。
聖書によると右手には”正義”や”権力”といった意味があり、幸福や幸運に恵まれるという理由から右手に結婚指輪を着ける習慣が根付いているようです。
国だけでなく宗教によっても違いがあるそうですが、いずれにせよ絶対的な決まりはなく、ふたりの気持ち次第といえそうです。
位置で変わる指輪の意味
薬指以外にも指輪を着ける位置によって意味も変わります。
ファッションリングや結婚指輪のコーディネートを考える際にも参考にしてみてください。
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親指
親指に着ける指輪は「サムリング」と呼ばれ、指導者としての成功を意味するといわれています。
【右手】
リーダーシップや行動力を高め勇気をもたらす
【左手】
難関に立ち向かい、目標や夢を叶える
人差し指
人差し指に着ける指輪は「インデックスリング」と呼ばれ、願いやコミュニケーションを象徴するといわれています。
【右手】
集中力やパフォーマンスを向上させる
【左手】
精神力や積極性を高め進むべき方向を照らす
中指
中指に着ける指輪は「ミドルフィンガーリング」と呼ばれ、ひらめきの象徴とされています。
【右手】
邪気から身を守り、インスピレーションを高める
【左手】
協調性を高め、人間関係を改善させる
薬指
薬指に着ける指輪は「アニバーサリーリング」と呼ばれ、何かの記念の指輪を着けるのにふさわしい指とされています。
【右手】
不安を取り除き、心の安定をもたらす
【左手】
永遠の愛、お互いの絆を深める
小指
小指に着ける指輪は「ピンキーリング」と呼ばれ、変化やチャンスの象徴とされています。
【右手】
自分らしい魅力や表現力を高める
【左手】
新しい変化や出会い、チャンスを引き寄せる
また、幸せは右の小指から入ってきて、左の小指から抜けていくという言われもあります。
幸せを呼び込みたい時や自分を魅力的に見せたい時は右手の小指に、今の幸せが逃げていかないように、また新たなチャンスを引き込みたい時は左手の小指に着けるといいでしょう。
ふたりらしい結婚指輪の着け方を
以上、結婚指輪を着ける手や位置、それに込められた意味についてご紹介しました。
結婚指輪は左手の薬指に着けることが一般的ですが、必ずしもそうでなければいけないわけではありません。
ふたりにあった結婚指輪の着け方を見つけてくださいね。
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