結婚指輪(マリッジリング)といえば上品な白さが魅力のプラチナが一般的ですよね。
しかし最近ではゴールド(金)の結婚指輪も人気があります。
とはいえまだまだ選ぶ方が少ないゴールドの結婚指輪…
・どんな種類があるのか、18金とは?
・周りからの印象は?
・長く身につける結婚指輪として安心?
など本当に選んで大丈夫なのか、不安を抱く方も多いはず。
そこで今回はゴールドの結婚指輪について解説。
ゴールドの結婚指輪の特徴や魅力、よく耳にするゴールドの心配事について詳しく紹介します。
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ゴールド(金)の結婚指輪とは
ひと口に「ゴールドの結婚指輪」といっても色味や純度が様々あることをご存知でしょうか。
金はもともと軟らかい金属なので、純金の状態ではジュエリーとしての強度を保つことができません。そこで、割金(わりがね)という他の金属を混ぜた”合金”にする必要があります。
その割金にどのような金属をどんな割合で加えるかによって、色味や純度の違いがうまれます。
代表的なゴールドの色味
まずは代表的な3つの色味を紹介します。
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イエローゴールド (品位表記:YG)
「ゴールドの結婚指輪」と聞いてまず思い浮かぶ色味がこちらですね。
イエローゴールドの割金は銀と銅をメインに、およそ半々の割合で配合します。
ゴールドならではのはっきりとした色味と華やかさを備えつつ、オークル系の肌によく馴染む、ゴールドの中では不動の人気No.1の色味です。
ピンクゴールド (品位表記:PG)
ピンクゴールドはイエローゴールドよりも優しい印象になり、女性人気の高い色味です。
割金として銅を多く配合するため、硬度に優れています。
しかしその硬さゆえ、ブランドによってはサイズ直しができない場合も。しっかりメンテナンスを受けられるか確認しながらの購入がおすすめです。
ホワイトゴールド (品位表記:WG)
ホワイトゴールドはプラチナに似た白さがある色味です。
ただし、もともと黄金色である金を真っ白にすることは難しく、多くのホワイトゴールドは”ロジウム”という金属で仕上げのコーティングを行っています。これは、ホワイトゴールドとして定められた色味の基準を満たすために必要な工程です。
経年変化としてそのコーティングが薄れていくと、当初の色味よりも若干ゴールドよりの風合いに変化しますが、再コーティングを行うこともできますので安心してください。
多様化するゴールドの色味
他にも薄いベージュ色でスタイリッシュな印象を持つシャンパンゴールド(画像:左)など、色味も多様化しています。
しかし、珍しい色味ほど今後の修理やメンテナンスが可能な店舗は限られます。
長く身につける結婚指輪だからこそ、購入する店舗やブランドが今後も長く存続し、アフターフォローも安心できるか見極めつつの購入がおすすめです。
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ゴールドの純度
続いては純度について解説します。
ゴールドは24分率で表されるため、純金=24金となります。
18金 (K18)
75%金を配合していて、結婚指輪をはじめとするジュエリーには最も一般的。
高純度かつ耐久性もあるため、長く身につける結婚指輪には安心です。
14金 (K14)
約58.3%金を配合しています。14金はハワイアンジュエリーなど彫り柄のあるジュエリーに多く用いられます。
彫り柄は金属自体に硬さがないと施すことが難しく、経年変化から彫り柄を保つことも困難です。そのため、18金よりも割金を多く配合した14金で作成することが多くなります。
10金 (K10)
約41.6%金を配合しています。割金が多くなる分、変色などのリスクが若干高まりますが、金の配合が少ないため価格は抑えられます。
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ゴールドの結婚指輪の魅力
続いてはゴールドの結婚指輪ならではの魅力について紹介します。
おしゃれな印象に
上品でフォーマルな印象が強いプラチナと比べ、ゴールドの結婚指輪はファッショナブルで華やかさがあります。
また、日本において”結婚指輪といえばプラチナ”というイメージが強いことからも、ゴールドの結婚指輪を選ぶ方はまだまだ少ないのが現状です。
そのため、人とも被りづらく、さりげないおしゃれを演出してくれます。
日本人の肌と相性がいい
私たち日本人のオークル系の肌とゴールドの相性は非常に良く、手元の美しさを引き立ててくれます。
歳を重ねてトーンダウンしてしまった肌にもゴールドの結婚指輪はよく馴染み、ほどよい華やかさを与えてくれます。
色味の種類が豊富
「ゴールドの結婚指輪」といってもイエローゴールドやピンクゴールドなど色味の種類は豊富にあります。
自分の好みや肌との相性に合わせて、ふたりらしい色味のゴールドを見つけるのも楽しみのひとつになります。
コストパフォーマンスが良い
同じデザインの結婚指輪を比較した場合、プラチナよりもゴールドの結婚指輪の方がコストパフォーマンスに優れています。
もちろん、強度などが劣ることもありません。
この理由として、ゴールドが安価な金属というわけではなく、プラチナの方が希少性が高く、精錬作業や加工が難しいため、高価になることが理由です。
ゴールドの結婚指輪に抱かれる誤解
ゴールド(金)の結婚指輪に対する心配事として次のようなことが挙げられます。
・派手な印象や成金のイメージがある
・プラチナよりも強度が劣る
・変色やアレルギーのリスクが高い
本当にそうでしょうか?それぞれ解説していきましょう。
派手な印象になる?
上品で落ち着いた印象を持つプラチナよりも、ゴールドの結婚指輪にはぱっと目を引く華やかさがあります。
そのため、派手な印象があるのでは…と心配される方も多いようです。
しかし、結婚指輪はワンポイントのアイテムですので、主張が強く出ることはありません。むしろ肌に馴染みつつ、人とかぶらないおしゃれな印象が人気な理由のひとつでもあります。
強度が低くなる?
「ゴールドの結婚指輪はプラチナよりも変形しやすい」これは全くの誤解です。
リングの製法や、合金の配合にもよりますが、ゴールドとプラチナの結婚指輪の強度を比較すると同じくらいか、むしろゴールドの方が高い傾向にあります。
ゴールドの結婚指輪であっても、日常生活を安心して過ごせる耐久性は備えているので安心してください。
変色とアレルギーが起きやすい?
金であってもプラチナであっても、その金属そのものは変色しづらく、金属アレルギーのリスクも限りなく低いです。
しかし、結婚指輪などのジュエリーに加工した場合、プラチナはプラチナ950(純度95%)が一般的なのに対し、ゴールドは18金(純度75%)が一般的になります。
純度が高いプラチナの方が変色や金属アレルギーのリスクが低くなることは事実ですが、ゴールドの結婚指輪にしたからといってそれらのリスクが大幅に高くなることはありません。
変色を防ぐために結婚指輪を外すべきタイミングはどんな金属であっても共通です。
金属アレルギーにおいても「プラチナだから絶対に出ない」なんてことはありませんので、不安な場合は医療機関で検査してから素材を選ぶことをおすすめします。
結婚指輪を変色から守るために▷結婚指輪を外す場面について解説した記事はこちら
日々を華やかにするゴールドの結婚指輪
いかがでしたか?
まだまだゴールド(金)の結婚指輪は少数派ですが、魅力やメリットもたくさんあります。
人とかぶりなくない、一歩先のおしゃれな結婚指輪をお探しの方はぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。
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