結婚の証=結婚指輪というイメージがありますよね。
結婚スタイルマガジントレンド調査2019によると、結婚指輪を購入した人の割合は92.5%だそう。ふたりにとっても繋がりを感じられるものですし、周囲の人たちからも結婚が目に見えてわかるものです。
実際には結婚した人のうち、1割弱は結婚指輪を買わない人達もいます。今この記事を読んでいるあなたも「買わない」選択をした一人かもしれませんね。
ですが指輪を買わない人は世間的に少ない分、マイナスイメージが強い様子。実際に買わない理由やその背景には、どういったことがあるのでしょうか?
結婚指輪を買わない理由
1. 必要性を感じない
そもそも結婚指輪は必要?そんな素朴な疑問を抱く人も。
籍を入れている・一緒に住んでいる、そして互いの気持ちがあるからわざわざ指輪に固執しなくても良いという意見もあるでしょう。今はニーズが多様化し、様々な考え方があります。必ずしも結婚指輪を用意する必要はないかもしれません。
ですが結婚指輪の有無は、ふたりの意見の一致が大切。互いの考えを主張するのではなく、話し合った上で最善の選択をしましょう。
2. 金銭的な余裕がない
結婚のタイミングにより、経済的・金銭的余裕がない場合は、必要不可欠な支出から考えないといけないですね。
特に結婚指輪は、衣食住に関わらない品なので優先度が低く捉えられることも。「今ではなく、またいつか」と考えている人達もいるようです。
3. つける回数が少ない
○職業柄、仕事中に指輪をつけられない
○スポーツが趣味で外すことが多い
○手まわりに何かを装着するのが嫌だ
など理由は様々あれど、つける機会が少ない人達もいます。特に男性に多い傾向ですが「つけないからいらない」という結論に。
4. 魅力を感じない
○キラキラしたものに興味がない
○THE 結婚指輪というデザインが好きじゃない
○自分には似合わない
そんな理由から結婚指輪や婚約指輪を遠慮するケースも。実際に世間的に抱かれる結婚指輪のイメージはこんな感じ。
もしくは、きらびやかで高そうなイメージ。
実生活や仕事のことを考えるとちょっと…と思ってしまうかもしれませんね。
買わないと決める前によく考えてみて
1. 必要性を感じていないのは1人?2人?
つける・つけないは個人の自由。とはいえパートナーの意思確認はマスト!
夫婦で出掛ける時、実家に帰省する時、周囲の人へ結婚している姿を見せたい!そんな風に考えてる人も少なくないはず。そして精神的豊かさを感じ、充足感を満たしてくれるのも確か。
結婚指輪は夫婦二人のことなので、じっくり話し合いを。
2. 「またいつか」はやってこない可能性あり!
金銭的余裕がなく結婚指輪を先送りに、というケースは、授かり婚の場合が多いようです。
これから出産・子育てを控えている場合、特に今後の支出が気になりますよね。落ち着いた頃に…と先送りにすることもありますが、そういう時こそ早めの用意がおすすめ。
出産前後は、女性の体の変化が大きな時期です。体重の増減やむくみにより、正確な指のサイズが測りにくいのです。
また小さなお子様がいると、時間に追われる日々がスタート。じっくり吟味したり、何点も試着したりするのが困難に。思っているように指輪選びができなくなってしまうかも。
我が子との記念撮影や、家族の晴れ姿となるお宮参りといったイベントの時に指輪が間に合わないと残念ですよね。写真は一生残る思い出なので、そこで着けられるといいですね。
3. つける回数が多くない場合でも
普段はつけないとしても、人生の中ではあった方が良いタイミングも度々!婚姻届を出す前の記念撮影・結婚式当日・子供のイベント(入園式, 授業参観, 七五三など)、家族の節目的イベント時にはあると良いですよね。
また金属アレルギーが懸念点になっている場合、まずはパッチテストを受けましょう。パッチテストとは複数の金属試薬を用いて、どの金属にアレルギーが出るか調べられるもの。皮膚科で受診可能です。
アレルギーがはっきりすれば、選ぶことができます。結婚指輪の素材は多様にあり、アレルギーが出にくい素材もありますし、素材変更して作成可能。諦める前に専門家へ相談を!
4. 好きなデザインを探してみる
結婚指輪のデザイン種類は無限大です。数型の中から選ぶという時代は過ぎ、ありとあらゆるニーズに対応したデザインが生まれています。例えば、光沢感のないものやモチーフもの、宝石がついていないものなど。
「こんな結婚指輪もあるんだ!」という発見があるはずです。デザインの制限は全くありませんので、自分の好みに合う結婚指輪をぜひ探してみて。
光沢感のない(ツヤ消し)デザイン
マット・ヘアライン・槌目・サンドブラスト、など。指輪表面に加工を施すことで、金属光沢を抑える方法があります。王道的デザインやキラキラ感が好みじゃない人に、気に入っていただけるデザインです。
モチーフデザイン
ありきたりではなく、他の人とは違う指輪を求めている人もいますよね。例えば、リボンやお花、生物などをモチーフにした結婚指輪は、唯一無二なデザイン性が最大の魅力!
宝石のついていないデザイン
ダイヤモンドなしの結婚指輪は、落ち着いた印象に。
指輪を買わない・つけない人は、結婚指輪の代わりという選択をおすすめ。別々の人生を歩んできた二人が一つの家庭を築いていくため、目に見える絆があると安心感がありますよ。それらはネガティブな時、うまくいかない時に、心の支えとなるはずです。
つけていない=買っていないではない
周りに結婚指輪をつけていない人がいる、もしくは親・祖父母がつけていない場合もあるかもしれませんね。元々買っていない人もいるでしょうが、サイズが合わなくなったなどの理由でつけなくなった人も多くいます。
もしくはリングコネクターに通しネックレスとして身につけていたり、休みの日メインで使っていたりする人も。
まとめ
結婚指輪を買わない背景には、個々人の理由があります。とはいえ即決してしまうのではなく、ケースごとの解決策を探してみては?
使う・使わないの理由から必要不必要を判断するよりも、結婚するふたりの気持ちに重きを置いて、ふたりとも幸せになれる選択肢を検討してみると良いですね。
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