ダイヤモンドの価値や品質は、どのようにして判断されているのでしょうか。
一見同じように見える石でも、その価値には大きな差が生まれます。その違いを可視化するのが鑑定機関の存在です。
なかでも、日本のダイヤモンド市場において重要な役割を担っているのが、CGL(中央宝石研究所)。厳格な評価基準と安定したグレーディングによって、多くのジュエリー流通の基盤を支えています。
この記事では、CGLの評価プロセスや鑑定書の特徴、市場における役割を詳しく解説します。
CGL(中央宝石研究所)とは

CGLは、中央宝石研究所(Central Gem Laboratory)のこと。日本国内で最大の宝石の鑑別鑑定機関であり、世界でもその信頼性が高く評価されています。
設立は1970年。日本において、宝石の鑑別・グレーディングの知識や技術を研究・教育し、健全な宝石の売買・流通の土台を築くことを目的に設立されました。
また、ベルギーダイヤモンド業界の公式代表機関であるHRD(ダイヤモンド・ハイ・カウンシル)と業務提携を行い、アントワープに支店を置いています。

これにより、世界中のダイヤモンドが流通しているアントワープの最新情報を入手できるようになっています。
CGLで行われていること

ダイヤモンドのグレーディング(鑑定書発行)
国際基準に基づき、ダイヤモンドの品質を評価する4Cを判定しています。
分析・研究業務
最新の分析機器を使用し、複雑な処理をされた石や合成石を判別しています。
社会への情報開示と技術向上
厳正中立の立場で宝石情報を開示し、国内外の学会で研究結果を発表しています。
CGLの評価項目とプロセス
評価項目
Carat(カラット)=重量

ダイヤモンドの重量のこと。1カラットは0.2g。非常に高精度な電子天秤で測定されます。
Color(カラー)=色味

無色透明にどれだけ近いかを評価します。Dカラー(完全無色)〜Zカラー(黄色)までの23段階。マスターストーンと呼ばれる基準の石と比較して判定されます。
Clarity(クラリティ)=透明度

内部の内包物(インクルージョン)と外部の傷(ブレミッシュ)を10倍のルーペを用いて評価します。内包物や傷のサイズや位置、数量なども評価に影響します。
FL〜I3までの11段階。
Cut(カット)=プロポーション・研磨・対称性

唯一、人の手が加わる部分で、光の反射や屈折をコントロールする重要な要素。
プロポーション(比率)、ポリッシュ(研磨状態)、シンメトリー(左右対称性)の3つが評価対象です。
EXCELLENT(エクセレント)〜POOR(プア)までの5段階。
評価プロセス

CGLでは、光源や環境によってダイヤモンドの評価が変動しないよう、統一された条件のもとで鑑定が行われます。
特にカラーの判定では、一定の光源環境とマスターストーンの比較基準を用いることで、評価の一貫性が確保されています。
また、分光分析やX線などの複数の機器と併せて熟練の鑑定士による評価を組み合わせることで、主観的な判断を排除し、客観性の高いグレーディングを実現しています。
CGLの鑑定書の特徴
カラット桁数
GIAなどの多くの鑑定機関で鑑定書に記載されるカラット数が小数点以下2桁なのに対し、CGLは小数点以下3桁まで記載されます。
これにより、より正確なカラット数を確認することができます。
ハート&キューピッド

ダイヤモンドの表面に8本の矢、裏面に8つのハートが浮かび上がるハート&キューピッド。これを鑑定書に記載しているのがCGLの特徴です。
カット評価の5段階のうちVery Good以上であることが条件ですが、鑑定書で確認することができます。
実はハート&キューピッドはCGLが商標登録しているため、正式なハート&キューピッドの鑑定書を発行できるのはCGLだけ。
市場におけるCGLの役割と影響力

日本で発行される鑑定書の大半を占めており、その比率は7割に達するとされているCGL。国内の多くの宝飾店やジュエリーブランドでCGLのグレーディングを採用しており、業界基準として扱われています。
CGLのグレーディングは、ダイヤモンドの流通・販売・査定のすべてのプロセスにおいて共通言語となっているのです。
また、消費者にとってダイヤモンドの品質を正確に見極めることは難しいもの。そのため、第三者機関による鑑定結果は、購入の際の重要な判断材料になります。
CGLの鑑定書は、その信頼性の高さから、消費者に対する安心感の裏付けとしても機能しています。
GIAとの違い

CGLと同じくよく耳にするGIA。GIAは、米国宝石学会(Gemological Institute of America)のことで、ダイヤモンドの国際的な評価基準である4Cを確立した機関でもあります。
CGLが日本国内において品質評価の基準として機能しているのに対して、国際市場における基準として広く知られているのがGIA。
CGLとGIAは、どちらも非常に信頼性の高い鑑定機関のため、優劣があるものではありません。
ブランドによってどの鑑定機関の鑑定書を発行しているかは異なるものの、CGLやGIAの鑑定書であれば信頼性が高く、安心してダイヤモンドの購入ができるでしょう。
ダイヤモンドを購入する際は、販売スタッフにどの鑑定機関の鑑定書を発行しているか確認してみてください。
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