結婚式を考え始めるふたりにとって一番の心配事は費用面ですよね。
- いくら用意すればいいの?
- なににどのくらいのお金がかかるの?
- お互いの負担の割合はどうする?
でも大丈夫!結婚式費用はふたりが負担する自己負担金とゲストからいただくご祝儀でまかないます。
結婚式と聞くと何百万もかかるイメージがありますが【結婚式にかかる金額】と【自己負担金額】は違います。
結婚式にかかる費用の内訳を知って結婚式費用がいくらかかるのかを考えていきます。
経歴
結婚式場でプランナーとして5年勤務。現在はブライダルジュエリーショップにて、婚約指輪・結婚指輪の販売を担当。ブライダル業界全般に携わった経験から、プレ花嫁のお悩みに寄り添ったブライダルアドバイザーとしても活躍。
趣味
愛犬との散歩
結婚式費用の内訳は?
結婚式費用の総額は挙式と披露宴合わせて350万はみておくと良いでしょう。
人数の規模や場所にもよっても費用は変動してきますが基本的な【会場費・衣装代】は規模の大小は関係なく費用がかかります。
内訳をチェック!
テーブルナフキンや装花、メニュー表など細々したところにまで金額は発生します。あらかじめその内訳をチェック。
- 挙式会場費披露宴会場費
- 衣装代
- 着付け代
- エステ・ネイル
- 料理
- ドリンク代
- 引き出物代
- 写真・アルバム代
- プロフィール・エンドロールムービー代
- 音響照明料
- 挙式披露宴の演出代
- 会場装花・ブーケ代
- テーブルクロス・ナフキン代
- 招待状・席次表などのペーパーアイテム代
大まかに以上の費用項目があります。
料理、引き出物
- 人数分の金額が発生するため大きな金額になりやすいですが、料理代や引き出物代で予算を削ろうとするのは注意が必要。
特に主賓や親せきなどのゲストが期待してくる部分でもあるので印象に残りやすいところ。料理・引き出物がいまいちだった、、と思われないように節約にとらわれずに慎重に選ぶことをおすすめします!
写真、映像関係
- プロに頼むとそれぞれ20万円はしてきます。安くはありませんがやはりクオリティー高く一生残り続ける思い出としては価値あるところ。
演出関係
挙式、披露宴での演出は内容によって数万円~数十万円。自分たちで持ち込める演出やアイテムがあれば節約になる場合も。
こだわりたいポイントを決める
- お金をかけたいところ、抑えてもいいところは線引きをしながら決めていく必要があります。
- 自分で手配したものや手作りのものを持ち込んで節約することもできますが、式場によっては持ち込み料がかかったり、持ち込み自体がNGなところもあります。持ち込みたいものがあれば早めに式場に確認しておこう。
自己負担金とは?
- まずは結婚式にかかるお金と自分たちの持ち出し金(自己負担金)は違うことを理解しておきましょう。
中には持ち出し金が0だったなんて新郎新婦も!
自己負担金の割り出し
結婚式費用総額ーご祝儀=自己負担金額
招待人数からご祝儀金額の合計は予測が立ちます。
- 一般的にご祝儀は友人・同僚で3万、上司・親戚で5万かそれ以上。
- 実は出席者の割合で親族が多ければ多いほどご祝儀額は上がりやすくなります。伯父伯母や祖父母は通常のゲストよりもかなり多めにご祝儀を包んでくれるもの。そうすると自己負担金額は減りやすいのです!
自己負担0円もありえる!?
いただいたご祝儀額が多かったり、親からの援助の金額が大きく、ふたりで支払った金額は0という夢のようなケースも!
ただ、ご祝儀はおおよその予測が立ちますが、親からの援助があるのかないのか、どれくらい援助してくれるかは家庭によってさまざまです。
結婚式を予定立てる段階で自分たちで結婚資金を賄うのか、親に援助をお願いするのかをふたりで話し合っておきましょう。
最初から親の援助をあてにするのはおすすめしませんが、大切な子どもの晴れの日に、なにか力になってあげたいと考えている親は多いです。早めに結婚式をする予定であることを親に伝え、金銭面の相談をしておくと安心。
費用負担の割合は?
大きな金額が動くので、どのように両家間で費用を分担するかは大事なところ。
分担方法をチェック
- 完全に両家で折半
- 共通費のみ折半でそのほかゲストにかかる部分(料理、引き出物)や新郎新婦自身に関する金額はそれぞれが負担
- もらい手側の家庭が多めに負担(6:4や7:3の割合で)
費用負担のパターンは様々ですが、まずは費用をどうやって工面するのかを考えてみましょう。
ここでもやはりメインの支払いが自分たちなのか、親なのかによって工面の仕方や分け方が変わってくるので早めの相談が必須!
家や地域ごとによって考え方は異なる
家庭によって結婚式に対してや援助についてさまざまな考え方や価値観を持っています。両家が同じ考え方とは限りません。どちらかの家庭の負担が大きくならないように互いに配慮が必要。両家間でもめないように、おふたりが仲裁役となってスマートな分担方法を見つけましょう。
結婚式費用のまとめ
結婚式と聞くと莫大なお金が必要というイメージがありますが、実は多くのカップルがゲストからいただくご祝儀や親からの援助で結婚式費用を賄っているのです。
ただ結婚するタイミングは他にもハネムーンや引っ越しと何かと出費がかさみがち。自分たちの自己資金でどこにどれだけのお金が使えるのかを話し合っておくことが重要。
結婚式はふたりだけのことでなく家族や友達、会社の人などこれまでお世話になった人を招待し感謝を伝え、晴れの日を見届けてもらう一生に一度の日です。
後悔なく気持ちよく結婚式が行えるように、費用面については早めに方向性を決めておくことをおすすめします!