- 1 世界三大ダイヤモンドカッターズブランド「ラザールダイヤモンド」のカットの秘密
- 2 1.Planning 「プランニング」
- 3 2.Sawing 「ソーイング」
- 4 3.First Cutting「ファーストカッティング」
- 5 4.Bottom Blocking「ボトムブロッキング」
- 6 5.Top Blocking「トップブロッキング」
- 7 6.Second Cutting「セカンドカッティング」
- 8 7.Top Lapping「トップラッピング」
- 9 8.Bottom Lapping「ボトムラッピング」
- 10 9.Girdle Polishing「ガードルポリッシング」
- 11 10.Table Smoothing「テーブルスムーシング」
- 12 11.Eight Shape Inspection「エイトシェイプインスペクション」
- 13 12.Top Brilliandeering「トップブリリアンディーリング」
- 14 13.Bottom Brillian deering「ボトムブリリアンディーリング」
- 15 14.Finish Inspection「フィニッシュインスペクション」
- 16 15.Grading「グレーディング」
- 17 16.Final Inspection「ファイナルインスペクション」
世界三大ダイヤモンドカッターズブランド「ラザールダイヤモンド」のカットの秘密
ラザールキャプランの信念を受け継いだ、ダイヤモンドカットのプロフェッショナル集団。
ラザールダイヤモンドはダイヤモンドのカットの技術、工程においてその方法が普通のダイヤモンドとは大きく異なります。
通常は一人のダイヤモンドカット職人が最初から最後までカットを行うのに対し、ラザールダイヤモンド社では工程毎に“その工程だけ”を担当する熟練のカッターが行います。
更に各工程毎の責任者がいて厳格な審査を行います。
万が一少しでも問題があれば何度でもやり直しをさせます。
このラザールダイヤモンド社独自の仕組みによって、全てのダイヤモンドの品質を高いレベルで維持することが出来るのです。
The world’s most beautiful diamond.「世界で最も美しいダイヤモンド」と商標登録される程の輝きを生み出すダイヤモンドのカット工程、全16工程をご紹介致します。
1.Planning 「プランニング」
一つひとつ原石を分析します。
アイデアルカットを施した際の大きさ、色、クラリティなどを決定します。
その後ソーイングをするためにダイヤモンドにインディアンインクでマークづけします。
更に別のプランナーがチェックに間違いがないか確認します。
2.Sawing 「ソーイング」
ダイヤモンド原石を二つに分断します。
紙のように薄い刃を持つ銅製ホイールにダイヤモンドの粉をつけて使用します。
それぞれの切片を完璧にするためにこのホイールを使ってある特定の場所で分断します。
3.First Cutting「ファーストカッティング」
分断したダイヤモンドの原石の角が出来るだけ丸くなるまでカットします。
このファーストカッティングによってダイヤモンドの直径が最大に保たれます。
ボーツと呼ばれる工業用ダイヤモンドが原石の角を丸くするのに使われています。
4.Bottom Blocking「ボトムブロッキング」
ファーストカッティングを終えたダイヤモンドは熟練の職人によってダイヤモンド原石の下部を予め8つのファセットにする作業に着手されます。
5.Top Blocking「トップブロッキング」
次に研磨ホイールの上にダイヤモンドを注意深く乗せて上部8つのファセットをつくります。
この際にファセットがストレートになるように細心の注意を払います。
6.Second Cutting「セカンドカッティング」
品質管理者の厳格なチェックの後、最初にカットしたダイヤモンドをその角が丸くなるまで研磨し、ガードルを研磨する際の自然物を最低限まで減らす作業を行います。
7.Top Lapping「トップラッピング」
精錬の段階に入ります。
ファセットを滑らかなものにし、シンメトリー(左右対称性)を完璧なものにします。
このトップラッピングでは上部の各ファセットが同サイズであり、対称のファセットに対して平行であることを確かめる必要があります。
8.Bottom Lapping「ボトムラッピング」
トップラッピングの研磨と同じ工程を下部でも行います。
下部のファセットは、ガードル部分で上部のファセットと完全に合わなくてはいけません。
この一致によってシンメトリー(左右対称性)が保たれ、ダイヤモンドに美しさが加わります。
最後に下部の先端を研磨しキューレットの微小なファセットをつくります。
9.Girdle Polishing「ガードルポリッシング」
同距離、同サイズの各面をガードル面に沿って研磨していきます。
この際、ダイヤモンドの丸さを保持するために最大の注意を払います。
またファセットを研磨し、セカンドカッティングで残った自然物を全て取り除きます。
10.Table Smoothing「テーブルスムーシング」
ダイヤモンドのテーブル面を滑らかにするために研磨ホイールにのせます。
職人がテーブル面を磨いて適切なサイズに仕上げ、研磨線を取り除きます。
この段階でテーブル面はガードルと平行にならなくてはいけません。
11.Eight Shape Inspection「エイトシェイプインスペクション」
これまでの全行程をチェックします。
ダイヤモンドのアングル、ファセットの位置関係、上部の自然物が次の段階で出てくるか、ファセットが滑らかかなどです。
非常に厳密に検査を行い、基準を満たしていない限り次の段階へ送ることを認めません。
12.Top Brilliandeering「トップブリリアンディーリング」
トップブリリアンディーリングでは研磨の全行程の中で最も細かい面をつくります。
8つのベゼルファセットは、8つのスターファセットと16のハリファーファセットに正確に分けられます。
トップブリリアンディーリングを終えるとガードル上部に33のファセットが完成したことになります。
13.Bottom Brillian deering「ボトムブリリアンディーリング」
ボトムラッピングで出来た8つのパビリオンファセットから16のハリファーファセットをつくり出します。
上下のハリファーファセットは完璧にシンメトリーになるようつくられます。
これで下部の25ファセット、上部の33ファセット合わせて58のファセットが出来上がります。
14.Finish Inspection「フィニッシュインスペクション」
フィニッシュインスペクションでは、これまでの全ての工程が適正なカットに仕上がっているかを最終的に検査します。
全ての工程でラザールダイヤモンドの品質基準に適合しているかをチェックします。
少しでも不具合があった場合は、再度やり直しとなります。
15.Grading「グレーディング」
フィニッシュインスペクションをクリアしたダイヤモンドは最終的にカラーとクラリティグレードがつけられ重さ(カラット)が出されます。
その後ラザールダイヤモンドのロゴと唯一のIDナンバーがレーザーで刻印されラザールダイヤモンド社の永久台帳に登録されます。
16.Final Inspection「ファイナルインスペクション」
この工程で遂にファクトリーの責任者が最終的な承認を行います。
これを経てようやくラザールダイヤモンドが市場に出ることが許されるのです。
―――――――――――――――――――
新潟の婚約・結婚指輪専門店
ブライダルジュエリーショップ
一真堂 万代店
〒950-0909
新潟県新潟市中央区八千代2丁目2-1-1階
営業時間 11:00~20:00
お問い合わせ:025-278-3200
HP:http://1sd-niigata.jp/
――――――――――――――――――