「婚約指輪って、どんなデザインがあるの?」
初めての指輪選びは、誰でも迷うもの。とはいえ婚約指輪のデザイン、たくさんあって選ぶのが少し大変そうですよね。
このページでは、定番のダイヤ1粒のソリティアから、華やかデザイン・個性派スタイルまで、婚約指輪のデザインをわかりやすく解説。保存版としても使える、婚約指輪のデザイン完全ガイドです。
・婚約指輪のデザインを見てみたい
・どんな種類があるのか知りたい
・実物を見る前にとりあえず調べたい
・それぞれのデザインの違がわからない
上記のようなデザイン選びのお悩みを解決します。
何にも知らなくても大丈夫。一生モノの指輪選びに、自信を持てる知識をお届けします。
まずは用語をチェック
婚約指輪のデザインを見るにあたって、知っていると便利な4つの言葉をチェック。

中石(なかいし)
婚約指輪の主役になる大きなダイヤモンド。「センターダイヤモンド」も同じ意味。
脇石(わきいし)
中石のサイドや周りに留められている細かなダイヤモンド。「メレダイヤモンド」「メレ」とも言われる。
爪(つめ)
ダイヤモンドを留めている地金(じがね)部分。
腕(うで)
リング部分。「アーム」と言われることも。
この4つの言葉が頭に入れば、デザインの説明も理解しやすくなります。どんなブランドでも共通して使われる言葉なので安心してくださいね。
それでは早速婚約指輪のデザインを見ていきましょう!
クラシックな王道リング|1石(ソリティア)

誰もが一度は憧れる、婚約指輪の女王「ソリティア」。
立て爪といって、一粒のダイヤがそびえ立つように金属の細かい爪で中石を支えている形です。婚約指輪といえばこの姿を想像される方が一番多いです。
婚約指輪以外ではなかなか選ばないデザインのため、憧れがある方も多いはず。

なんといっても中石が引き立つので、ダイヤモンドの輝きや品質にこだわりたい方にもおすすめのデザインです。
ソリティアの他に、ソリテールとも呼ばれます。
定番×アイコニック|3石(スリーストーン)
3石のダイヤモンドを並べたデザインも王道中の王道。総称して「3石」や「スリーストーン」と呼ばれています。
クラシックな雰囲気がありつつ、より華やかでおしゃれな印象になるデザインです。
両メレ

スリーストーンの中でも王道なのが両サイドに脇石(メレダイヤモンド)をあしらったデザイン。

より王道が好みならストレートタイプが、柔らかい印象が好みならウェーブのタイプがおすすめです。
片メレ

個性が光る3石デザインの片メレタイプ。片側にメレダイヤが留まっているので片メレと言われます。スタイリッシュなデザインを探している方におすすめです。
おしゃれモダン|多石の婚約指輪
メレダイヤモンドを多く留めているデザインです。リングの形状やメレの数によって印象が大きく変わるため、多石タイプの婚約指輪は実に多く存在します。
デザインのバリエーションが豊富なため、おしゃれな婚約指輪を探している人、ちょっとしたお出かけにも着けられるデザインを探している人におすすめです。
今回は多石タイプを以下にざっくり3つに分類してご紹介。
流れるメレダイヤ

細かなメレダイヤモンドが流れるように埋め込まれたデザイン。ダイヤの数は多いですが、さりげなく見えて、上品なのがポイント。

結婚指輪との重ねづけをしても、重くなりすぎず着けやすい婚約指輪です。セットリングと言って、婚約指輪と結婚指輪を重ねてつけることを前提にデザインされた指輪も、流れるメレダイヤモンドの婚約指輪が多いです。
際立つメレダイヤ

爪留めのメレを贅沢にあしらったデザイン。メレダイヤモンドの一粒一粒が目立つので、手元が一気に華やかになります。ダイヤモンド特有の瑞々しい輝きが好きな方におすすめです。

メレにピンクサファイアを用いた珍しい婚約指輪。淡いピンクのカラーが際立つデザインです。
エタニティタイプ

腕部分に一列にダイヤを並べたデザイン。
一周、もしくは半周にわたってメレダイヤを並べたデザインの指輪を「エタニティリング」と呼びますが、エタニティリングに中石を組み合わせたのがこちらのデザインです。

大粒のダイヤモンドの輝きと、細かなメレダイヤモンドのきらめきが組み合わさる、なんとも華やかなデザインです。婚約指輪らしさは残しつつも、できるだけダイヤモンドのキラキラ感を楽しみたいという方におすすめです。
重厚であふれる輝き|パヴェ

小粒のメレダイヤモンドを腕部分に敷き詰めたデザインをパヴェといいます。エタニティタイプと似ていますが、ダイヤの数が多く、より豪華で華やかなデザインを指すことが多いです。

立体的なメレダイヤモンドが、どこからみてもても輝く贅沢な婚約指輪。折り重なるようにセッティングされたメレダイヤモンドがあでやかです。
ゴージャスで贅沢な光|取り巻き・ヘイロー
中石の周りをぐるりとメレダイヤモンドで囲ったのが「取り巻き」や「ヘイロー」と呼ばれるデザインです。中石の存在感が格段にアップする取り巻きのリングは、ジュエリーらしい高級感やラグジュアリーな雰囲気を楽しめる婚約指輪です。
クラシックなストレート

上質で高級感のあるデザインをお探しであれば、伝統的なストレートデザインがベスト。腕部分がエタニティタイプのリングが一体感が出て人気のようです。

正面の華やかさだけでなく、リングの横顔(サイドビュー)までこだわった取り巻きリングは、手元をいっそう上品に見せてくれます。正面のデザインは似ていても、横顔は様々ですのでぜひ比較してみてください。
可憐×贅沢なモチーフリング

取り巻き部分を花に見立てた婚約指輪は、よりおしゃれにリングを使いたい方にぴったりです。モチーフの持つ可愛らしさと、ダイヤモンドの上質な輝きのバランスが、婚約指輪に相応しいデザインです。

ミル打ちをあしらいクラシカルな雰囲気まとわせたヘイローリング。気品の中に可憐さを持った洗練されたデザインです。婚約指輪もジュエリーとして、デザインを楽しみたい方におすすめです。
一味違う存在感|爪のない婚約指輪
婚約指輪の中石は、「爪」と呼ばれる金属の細かなパーツで留められているものがほとんどですが、中にはその爪を使用しない婚約指輪も存在します。
煌びやかすぎず、古風で落ち着いた印象になる爪なしの婚約指輪は、個性的でかっこいデザインを探している方におすすめです。
埋め込み・抱え込み

リングの腕部分に中石を埋め込んだデザイン。ダイヤを丸く囲んで支えている姿から「抱え込み」とも表現されます。

腕部分と中石の表面に段差がないものが多く、引っ掛かりのない婚約指輪を探している方に一番おすすめのデザインです。
ベゼルセッティング・覆輪留め

中石を素材でぐるりと囲った留め方を「ベゼルセッティング」「覆輪どめ」といいます。爪の凹凸がないため、引っ掛かりが軽減されるデザインです。
軽やかで華やか|エタニティリング
中石のない婚約指輪といえばエタニティリング。リングの一周、または半周にダイヤモンドを並べたデザインです。

中石のある婚約指輪に比べて気軽に着けやすいデザインのため、できるだけ日常使いをしたい方におすすめです。
シンプルでありながら、指輪の細さ・太さや、ダイヤモンドのセッティングの方法によって印象が変わります。今回は代表的な留め方を、ピックアップして紹介します。
彫留め・レールセッティング

腕部分を彫り込んでダイヤを埋め込んで止める「彫り留め」や、ダイヤモンドの両サイドを地金でレール状に挟み込んで留める「レール留め」。比較的引っ掛かりにくい留め方のため、エタニティリングの中でも着けやすいデザインです。

地金でダイヤモンドを覆っている部分が多いので、輝きもどちらかというと落ち着いて見えます。
爪留め・ グリフセッティング

ダイヤを細い爪で押さえて留めている「爪留め」や「グリフセッティング」でダイヤモンドをあしらったエタニティリング。ダイヤモンドの輝きを余すことなく楽しめる、華やかなリングです。

実物を見ながら比べよう

いかがでしたか?
大ボリュームでしたが、これでほぼ全ての婚約指輪のデザインを知ることができました。好みの系統が絞れてきたところで、実際にお店へ出向いてより具体的なデザイン決めをするのがおすすめです。
婚約指輪選びには、一度にたくさんのブランドやデザインを比べることのできる、ブライダル専門のセレクトショップがおすすめです。
自分の指に合うデザイン、本物ののダイヤモンドの輝きをブランドの垣根を超えて比較することができるので、後悔のないお買い物ができるはずです。

新潟の婚約・結婚指輪専門店
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一真堂 桜木インター店
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