最近話題の結婚指輪(マリッジリング)の『重ねづけ』はご存知ですか?
それはずばり結婚指輪と別の指輪を重ねてつけること。一般的に男性から贈られる婚約指輪(エンゲージリング)との重ねづけをイメージさせる方が多いのではないでしょうか?
実は結婚指輪の重ねづけにも様々な種類やパターンがあり、婚約指輪以外にも重ねづけを楽しむことができるんです。
今回は、婚約指輪をサプライズでいただいた方も、これから選ぶ方も、結婚後の方も、より一層結婚指輪が愛用できる『重ねづけ』についてご紹介していきます。
婚約指輪と結婚指輪の重ねづけ
まずはよく耳にする結婚指輪(マリッジリング)と婚約指輪(エンゲージリング)の重ねづけについてご紹介いたします。
男性からの特別な贈りものである婚約指輪と、ふたりの夫婦の証である結婚指輪を重ねてつけることは、女性にとってこの上なく幸せなこと。男性にとっても、想いの詰まった婚約指輪をたくさんの場面で着けてくれたら嬉しいこと間違いなしです!
ちなみに重ねる順番は、先に結婚指輪、その上に婚約指輪をつけるのが一般的。
そうすることで”ふたりの永遠の愛を象徴する結婚指輪を婚約指輪でロックする”というロマンチックな意味合いに。もちろんお好みに応じて順番は変えても問題はありませんが、この順番のほうがバランスも良く見えるのでおすすめです。
結婚指輪×婚約指輪 重ねづけ 組み合わせ集
では、実際どのように結婚指輪(マリッジリング)と婚約指輪(エンゲージリング)を重ねればいいのか。パターンをいくつか紹介していきます。
形と素材をそろえた重ねづけ
重ねづけの基本パターンは指輪の形と素材(色味)を揃えること。
指輪の形は大きく分けるとストレート、Ⅴ字、ウェーブの3型。素材(色味)はプラチナ、イエローゴールド、ピンクゴールドなど様々ありますが、一体感のある重ねづけをするなら2つの指輪の素材と形を揃える方法がおすすめです。
ストレート×ストレート
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いわゆる王道の重ねづけです。
ストレートの指輪はくっきりと指輪のラインが映えますので、結婚指輪ならではの主張もある形です。またストレートはブランドが異なったとしても違和感なく重ねづけすることができます。
ウェーブ×ウェーブ
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ウェーブの指輪は手元に最もなじみやすい形です。指輪が目立ち過ぎることなく、優しい印象で着けたい方にはおすすめの形です。
しかし、デザインによってウェーブの加減が異なりますので、タイミングを分けて婚約指輪と結婚指輪を選ぶ場合は重なり具合を確かめながら選ぶことをおすすめします。
V字×V字
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V字の指輪は指を長く見せる効果があります。とくに女性様には嬉しい効果ですよね。
V字の指輪もウェーブと同様に、デザインによってVの角度が異なりますので、ぴったり重なることを確かめながら選ぶことをおすすめします。
重ねづけの基本は重ねる2つの指輪の形や素材を揃えること。そうすることでコーディネートに調和が取れ、美しい統一感が生まれますね。
形や素材が異なる重ねづけ
基本を踏まえたうえで、おふたりのお好みに合わせたアレンジを加えてきましょう。重ねづけ上級テクニックをお教えします!
形を変える
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こちらの重ねづけはどちらも素材はプラチナですが、結婚指輪はV字、婚約指輪はストレートと異なる形を組み合わせています。ちょうどV字のくぼみにダイヤモンドが重なり、一体感がある重ねづけになります。
素材を変える
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こちらはピンクゴールドの結婚指輪とプラチナの婚約指輪を重ねづけしています。同じウェーブの形で揃えていますが、素材が異なると2つの指輪を重ねていることが主張され、特別感が生まれますね。
形と素材 どちらも変える
こちらの重ねづけは、ピンクゴールドでストレートの結婚指輪と、プラチナでウェーブの婚約指輪を重ねづけしています。まさに重ねづけ上級者!
いかがでしたか?
結婚指輪は様々な選択肢があります。さらに婚約指輪との重ねづけも考えるとするとキリがありませんね。そんな時はぜひお店のスタッフに相談してみてください。きっとおふたりのお好みに合った重ねづけを見つけてくれます。
▷どんなことに注意して指輪選びをしたらいい?結婚指輪の選び方ガイドはこちら!
婚約指輪以外の指輪と重ねづけ
「結婚指輪(マリッジリング)の重ねづけ」と聞くと、重ねるものは婚約指輪(エンゲージリング)を想像されるかと思いますが、実はそれだけではありません。
結婚記念日や誕生日プレゼント、自分へのご褒美など…結婚後も指輪を購入される機会はありますよね。続いては婚約指輪以外の指輪との重ねづけもご紹介します。
エタニティリングとの重ねづけ
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エタニティリングとは、ダイヤモンドが途切れることなく並んでいる指輪をさします。そのデザインは派手すぎず、地味すぎないため”日常使いしやすい婚約指輪”や”華やかな印象の結婚指輪”、”結婚10周年の特別な記念ジュエリー”など様々なシーンで大人気です。
お持ちの結婚指輪と重ねると、より一層お互いの指輪を輝かせ合うため、おすすめの重ねづけです。
好きな指輪と重ねづけ
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すでにお持ちの指輪と重ねたり、これから迎える記念日で重ねる指輪を増やしたり…同じ素材、形でも指輪自体のデザインや表面仕上げを変えると、また違った表情になるので、重ねづけのコーディネートの可能性は無限大です!
ストレートは万能な重ねづけができる
形がストレートであれば、指輪のブランドやデザインが異なってもおおよそ綺麗に重ねづけすることができます。記念日が来るたびに重ねる指輪を増やしていくのも素敵ですね。
失敗しない重ねづけの見つけ方
数ある結婚指輪(マリッジリング)や婚約指輪(エンゲージリング)がある中で、どうやって選んでいけばいいのか心配になりそうですが、大丈夫です!
続いては失敗しない重ねづけの選び方をご紹介します。
同じブランドで組み合わせる
ブランドコンセプトに沿って作られた婚約指輪と結婚指輪で組み合わせることで、洗練されたコーディネートになります。
デザイン性だけではなく、素材の配合やダイヤモンドの品質が均一であることから、婚約指輪と結婚指輪が統一感と調和のある重ね付けになります。
特に、プラチナやゴールドの素材は、ブランドによって配合率がことなるため厳密には色味もそれぞれに異なっているのです。
重ね付けの際に、素材同士の色味を同じに、統一感のある仕上げにしたいとお考えの方には、同じブランドの婚約指輪と結婚指輪を選ぶのがお勧めです。
☆同じブランドで、セットリングではない婚約指輪と結婚指輪の重ね付け画像
セットリングで組み合わせる
重ねづけを想定して作られた婚約指輪と結婚指輪がセットリング。婚約指輪と結婚指輪の魅力が、重ねて着けることでさらに引き立つように作られています。重ね付けを考えている方は、セットリングのチェックはマストです。
ブランドやモデルによっては、婚約指輪と結婚指輪をすき間なく重ね合わせることで、まるで1本の指輪のように着けることができるものもあります。
例えば、京都発祥の『NIWAKA₋俄₋』というジュエリーブランド。日本の美意識や情景をデザインに落とし込んだ婚約指輪と結婚指輪は、セットリングで重ね合わせると一際美しいジュエリーへと仕上がります。
▷セットリングを探すなら必ず見るべきブランド”NIWAKA(ニワカ)”はご存知ですか?
熟練の職人が手作業でつくりあげるNIWAKA₋俄₋では、唯一無二の芸術的なひねりや立体感を持たせたリングが多く揃っています。そんな婚約指輪と結婚指輪を丁寧に繊細に磨き上げることで、美しくすき間なくかみ合うように重なります。
重ねづけをすることで、まるで1つの作品のような美しい輝きを楽しみたい方には、NIWAKA₋俄₋のセットリングがおすすめです。
サプライズで婚約指輪を贈った 場合は?
サプライズで婚約指輪を受け取った場合でも結婚指輪と重ねづけすることができます。
いただいた婚約指輪と相性の良い結婚指輪を選ぶ近道は、男性が贈ってくれた婚約指輪と同じブランドから探すことです。デザインのテイスト、使用している素材に色味、ダイヤモンドの品質など、それぞれが同じのため、非常に美しい統一感が表れます。また、セットリングが用意されている婚約指輪だった場合は、もれなくそちらもチェックしておきましょう。
しかし、必ずしも同じブランドから選ぶ必要はありません!違うブランドであっても、重なり具合がとても美しくマッチする場合もたくさんあります。
結婚指輪をふたりで選ぶ際は、お店に婚約指輪を一緒に持って行くと、重ねづけを想定して結婚指輪選びをすることができます。プロと一緒に素敵な重ねづけのコーディネートを探すことができるので心強いですね!
▷婚約指輪や宝石を、未来のご家族様に受け継いでゆく「ビジュ・ド・ファミーユ」はご存知ですか?
重ねづけして出かけよう!
重ねづけの組み合わせやコーディネートの極意がわかった今、結婚指輪(マリッジリング)の重ねづけをしてどこに出かけようかわくわくしてきた方も多いのではないでしょうか?
しかし婚約指輪(エンゲージリング)は大切なものだからこそ、傷つけたり無くしたりしないようにしまっておきたい方が多いようですが、男性の想いが詰まった婚約指輪は、着けることが大切です。着用時につく小傷もおふたりが過ごしてきた時間の証。
ではいつ重ねづけをしたらいいのか…おすすめのシーンをご紹介いたします!
夫とのお出かけやデート
婚約指輪を贈ってくれた夫とのお出かけやデートは、もちろん重ね付けを楽しめる場面。
指輪をはじめとしたジュエリーは、着ければ着けるほど、想いやぬくもりを吸収してより特別なものになっていきます。結婚記念日や誕生日などの特別な日はもちろん、ちょっとしたお買い物やディナーなど、シチュエーションを問わずたくさん重ね付けして出かけましょう。
また、贈った婚約指輪をちゃんと使ってくれている様子は、男性としてもやはり嬉しいことです。重ね付けしながら、ぜひ感謝の気持ちも伝えてください。
友人の結婚式やパーティー
友人の晴れ舞台である結婚式や結婚パーティー。フォーマルなシーンとして、しっかりとドレスアップをして参加する際には、婚約指輪と結婚指輪を重ね付けはぴったりです。華やかな服装に、まばゆい輝きがとてもマッチしますね。
子どものお祝いごと
子どもの七五三や、入学式・卒業式。元気に育ってくれたことがわかる子どものお祝い事は、自分が結婚し家族を作れたということを実感できる喜びいっぱいのシーンです。婚約指輪と結婚指輪の重ね付けは、そんな家族の始まりを思い出せてくれる幸せの象徴でもあります。
お互いの両親や親族に会う場面
お互いの両親や親族に会う場面での婚約指輪と結婚指輪の重ね付けは、夫婦仲が円満であることや、お互いに大切にし合い感謝し合っていることを周囲に伝えられます。両親にふたりで手を取り合い頑張っているのだと、安心させることもできますね。
同窓会・女子会
なかなか会えていない友人との再会が嬉しい同窓会。会場によってはセミフォーマルな服装でまとめる場合も多く、重ね付けが映えます。結婚したことを報告できていない同級生にも、婚約指輪と結婚指輪の重ね付けですぐわかる目印にもなります。
また、仲の良い友人同士との女子会も、重ね付けして楽しむ方が多いです。気兼ねなく夫婦の話や悩み事を話せる関係である友人たちと会う場面では、婚約指輪と結婚指輪を重ね付けするのはとても自然です。婚約指輪を着けている様子は、男性のことを大切しているという表れにもなります。
以上の場面が重ねづけできる主な場面ですが、これだけには限りません。自宅で過ごす時やドライブ中など、自身が身に着けたいと思う際にもどんどん着用して、重ねづけを最大限に楽しんでくださいね。
重ねづけの極意まとめ
- 結婚指輪の重ねづけとは、他の指輪と重ねて着けること。婚約指輪以外の指輪でも楽しむことができる。
- 結婚指輪や婚約指輪を選ぶ際は、重ねづけを想定しながら選ぶことがおすすめ。
- 失敗しない重ねづけの基本は、「リングの形を揃える」「好みの素材の組み合わせを考える」「同じブランドから探す」「セットリングから探す」の4点
- 重ねづけができる場面は多くあり、婚約指輪の出番もたくさん増え、楽しむことができる。
重ねづけをたくさん楽しもう
以上、結婚指輪(マリッジリング)の重ねづけについて説明しました。
着け方に始まり、コーディネート方法や重ねづけが楽しめる場面を通して、結婚指輪をより一層楽しんで着ける生活がイメージできてきたのではないでしょうか。
また、重ねづけを想定した指輪選びされるおふたりには、ジュエリーのブランドセレクトショップが断然おすすめです。多くの商品を扱っていることから、婚約指輪と結婚指輪の組み合わせ方もきっとお好みのものに出会えますよ。