結婚指輪に限らず、指輪を用意する際は「どの指に着けたら良いのかな?」「この指にあの指輪を着けてもいいかな?」という疑問が湧くことがありますよね。
今回は結婚指輪はもちろん、加えて、意外と知らない他の指に指輪を着ける意味についても詳しくご紹介いたします。
結婚指輪は左手薬指に
多くの場合、結婚指輪は左手の薬指に着けることがスタンダードとされています。これは利き手に関わらず、日本ではほとんどすべての方がそうされていますね。
また、(プロポーズの代名詞である)婚約指輪も、結婚指輪と同じ指に重ねて着けることが一般的です。
しかし、実は結婚指輪を着ける指に明確な決まりはありません。ですが、左手に着けるという文化が定着しているため、「結婚の証として周囲に認識してもらえる」、「左手に合うようにデザインされている」などいくつかメリットも存在します。
婚約指輪は左手に着けない時がある?
結婚指輪についていろいろ調べている方は、「婚約指輪」を右手に着けるタイミングがあるのをご存知かもしれませんね。それはずばり「結婚式」です。
結婚式では「結婚指輪の交換」をしますよね。もちろん結婚指輪は左の薬指に着けることになりますので、その間 婚約指輪は右手に着けておくことが多いのです。
ちなみに最近ではエンゲージカバーセレモニを行う方も増えています。結婚指輪の後に、婚約指輪を重ねて「想いへ蓋をする」セレモニーですね。
結婚指輪と婚約指輪をコーディネートして使う「重ね着け」や「セットリング」が主流になってきていますので、美しい重なりをお披露目することのできるセレモニーとして好まれているそうです。
▷セットリングや重ね着けってどういうもの?詳しい解説はこちら
▷結婚式のマナーや準備をプロが解説 「ISSHINDO Bridal Blog」
どの指にも意味がある
左手の薬指=結婚指輪というイメージが強いのは勿論ですが、実は薬指以外の指にもそれぞれ意味が存在します。どの指にも素敵な意味が込められていますので是非チェックしてみてください。
親指
サムリングと呼ばれるのがこちら。かつて親指の指輪は権力や強さの象徴とも考えられていました。勇気やリーダーシップを与えてくれることから仕事運を上げるジュエリーとして人気です。
ちなみに右手のサムリングは自分の能力を発揮するのに、左手のサムリングは周囲からの評価を得るのに力を貸してくれると言われています。
人差し指
インデックスリングというのが人差し指の指輪。名前のとおり、「インデックス=指標」を示すとされており、目標に向かう行動力や積極性を高めてくれる意味を持ちます。
自身のパフォーマンス向上には右手、ポジティブな気持ちを高め、モチベーションアップになるのが左手のインデックスリングです。
中指
直感やひらめきを象徴するのが中指の指輪。ミドルフィンガーリングと呼ばれます。運を味方につけるお守りとして効果を発揮すると言われています。
特に左手の中指の指輪は協調性アップにつながり、対人運をあげるお守りになるでしょう。
小指
ピンキーリングと呼ばれるのが小指に着ける指輪です。聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。自身の魅力をアップさせ、幸運やチャンスを呼び込むお守りとされています。右手に着けると幸せを呼び込み、左手に着けると呼び込んだ幸せをとどめてくれると言われています。
結婚指輪もファッションジュエリーも楽しもう
結婚指輪はほぼすべての方が左手の薬指に着けていることをお伝えしました。結婚指輪のデザインは左手の薬指に着けることを前提に選ぶのが良いですね。
また、結婚式のタイミングでは右手に着けることもあるようでしたね。ちなみにお式の準備が始まるとなかなか時間が割けないことも多いので、婚約・結婚指輪選びは時間に余裕のあるうちに済ませてしまうのがおすすめです。
最後に薬指以外に着ける指輪の意味を紹介しました。ファッションジュエリーやアクセサリーのコーディネートでもぜひ活用してみてくださいね。
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