モニッケンダムの歴史|ラグジュアリーホワイトを生み出すダイヤモンドカッターの歩み

白く芳醇な輝きのダイヤモンドが魅力の名門ダイヤモンドカッターズブランド「モニッケンダム」。世界三大カッターズブランドとしても知られています。

イギリスで花開いたモニッケンダムは、創立から130年以上の歴史があり、様々な目覚しい功績を残してきました。英国王室との縁も深く、エリザベス女王のダイヤモンドのカットを手掛けるほど。

モニッケンダムの重ねづけ

世界で初めてダイヤモンドの鑑定基準を設けたことはあまり知られていませんが、歴史の中でモニッケンダムがダイヤモンドにこだわり続けてきたという証明のひとつでもあります。

本物志向の人々に愛されている、知る人ぞ知るモニッケンダムの歩んだ歴史を辿ります。

卓越した技術を持つマスターカッター

モニッケンダムの創立者ルイ・モニッケンダムは、当時のダイヤモンド流通の中心地、オランダ・アムステルダムでダイヤモンドカッターとして活躍していました。

ダイヤモンドカッターとは原石のダイヤモンドに研磨(カット)をほどこし、輝きを与える職人。

その中でも秀でた実力を持っていたことから、彼はマスターカッターとして知られていました。

1890年にダイヤモンドのカッティング会社としてモニッケンダムを創立します。

イギリスへの移住

モニッケンダムの多彩なダイヤモンドカット

オランダでダイヤモンドカッターとしての地位を築きつつあった1914年、第一次世界大戦が開戦。

ルイ・モニッケンダムは、ドイツ軍の侵攻を退けるため、イギリスへ移ることになります。

宝石商の街で知られるハットンガーデンに本社を設立し、王族の別荘地としても知られるブライトンにカッティング工場を建てました。

イギリスへ移り住んでからもルイは優秀なダイヤモンドカッターを育て続けることで「モニッケンダム」としてのブランドを確立させます。ついにはイギリスのダイヤモンド産業に大きな発展をもたらしたのです。

原石に命を与えるカッティング


初代ルイ・モニッケンダムの息子である2代目アルバート・モニッケンダムは、ルイのダイヤモンドに対する情熱をそのまま受け継ぎ、「原石に命を与える」ことをカッティングポリシーに掲げました。

アルバートは、カッティングの技術向上はもちろん、教育にも尽力し多くの優秀なダイヤモンドカッターを育て上げました。

1920年には社名をA.MONNICKENDAM.LTDへ。世界を見据えた彼は、ニューヨークの5thアベニューに支社を構えます。世界へ向けてイギリス発のダイヤモンド「モニッケンダム」を広めていったのです。

近代的な工場の設立

ダイヤモンド

アルバートは近代的な生産体制の創設に着手していきます。

ブライトンに建てられたカッティング工場は、高く評価され、以降のダイヤモンド産業の模範となっていきました。

上質な原石の見極めにも優れていたアルバートは、1929年、デビアスが中央販売機構を設立した際に最初に原石を入手しました。

世界中の名門ジュエラーへ、モニッケンダムがカットしたダイヤモンドの提供がスタートしていきました。

ダイヤの4Cの基となる格付けシステムを整備

ダイヤモンドの4CをGIA(米国宝石学会)が作ったことは有名ですが、その基となったダイヤモンドの格付けシステムを初めて考案したのがモニッケンダムであることは、知らない方も多いでしょう。

モニッケンダムの考案した格付けシステムではカラーはアルファベットの「A」から始まり、クラリティは数字の「1」から始まります。

現代のグレーディング基準4Cが「D」から始まっているのは、モニッケンダムの「A」から始まるグレードへ、敬意を表したからだとも言われています。

英国王室との絆

1948年、イギリスのエリザベス女王がご結婚される際、祝福のダイヤモンドをカッティングしたのがモニッケンダムでした。タンザニア政府より贈られたダイヤモンド原石は、見事なエメラルドカットに。

完璧にエメラルドカットを施されたダイヤモンドはイヤリングとしてエリザベス女王に寄贈され、世界中から賞賛されます。この偉業により英国王室からの信頼を高め、世界中のジュエラーから注目されるダイヤモンドブランドになりました。

今現在でも王室が所持するダイヤモンドジュエリーに修理が必要なときはモニッケンダムがアドバイザーとして指名されています。

世界で初めてサークル オブ ラスターの開発

モニッケンダムの婚約指輪

サークルオブラスターは、ダイヤモンドのガードル部分を研磨する技術。ダイヤモンドをより一層輝かせるために、アルバートが生み出した技術です。

当時のダイヤモンド業界に、ガードル部分を磨くという考えは全くありせんでした。

丸いダイヤモンドを真上から見るとダイヤモンドが光の輪の如く美しく輝くことから、「サークル オブ ラスター」と名付けられました。

今では他のブランドも取り入れている技術となりました。

世界最小ダイヤのフルカットに成功

カッティング技術の向上へのあくなき探究心によって、モニッケンダムでは驚くべき功績を残しています。

1965年、カッティングの技を磨いてきたキース・ボーエンというカッターが、直径1mmもない 1/607 カラット(0.00164ct)に58面体のフルカットを施す偉業に成功しました。

この 1/607 カラット(0.00164ct)は、縫い針に開いた糸通しの穴と同じ程度の大きさ。

道具の製作に7ヶ月、8個目の挑戦で成功させ、そのカッティング技術の高さに世界が驚愕しました。

女王陛下から英国産業賞を授与

2代目アルバート・モニッケンダムはこれまでに培ってきたダイヤモンドの専門知識をまとめ、「The Secrets of Diamonds」と「The Magic of Diamonds」を執筆します。この2冊はダイヤモンド業界に従事する人にとって、模範的な教科書といわれました。

ダイヤモンドカッターの教育や厳重な品質管理のもとで作られたダイヤモンドは、世界でも認められ全生産量の90%を海外へ輸出するようになります。日本へモニッケンダムのダイヤモンドが輸出されるようになったのもこの頃です。

イギリスのダイヤモンド産業を発展させ、経済的にも大きな貢献をしたことが認められ、エリザベス女王から「英国産業賞」を授与されました。

未来へ続く原石とカットに対するポリシー

3代目アーサーはカッティングポリシーに「原石からマキシマムラスターを取り出す」こと、4代目ギャリーは「原石の持つすべての良さを取り出す」ことを掲げます。つまり、その原石から放てる最高最大の輝きを生むカッティングをすることをポリシーに活動を続けていきます。

モニッケンダムは創業以来、一族経営でその信念を貫き続けています。

26.58ctのブルーダイヤモンド原石のカッティングに成功

2008年、カリナン鉱山にて26.58ctのブルーダイヤモンドが採掘されました。カリナン鉱山はかつて世界最大のダイヤモンド原石「カリナン」が採掘された鉱山でもあります。

大きさ・カラー共に、非常に希少価値の高いこのブルーダイヤモンドのカッティングを、モニッケンダムが行いました。

卓越した技術と精緻な計画のもと、見事なクッションカットが施され、世にも美しい7.03ctの極めて価値の高い宝石が生み出されました。

世界中で話題になり、その評価は後に金額となって表れます。翌年2009年、サザビーズのオークションにて約9億1600万円という史上最高額で落札。

ブルーダイヤモンド原石そのものの類まれなる美しさ、原石のもつポテンシャルの全てを引き出したカッティング。それが人々の心を射止めたのです。

モニッケンダムのブライダルジュエリー

最高のダイヤモンドがその真価を発揮するのが、婚約指輪や結婚指輪などのブライダルジュエリー。

一生物には歴史あるブランドの婚約・結婚指輪を選ぶのがおすすめです。

  • モニッケンダムの婚約指輪 11EN18
    11EN18

モニッケンダムの婚約指輪は、ダイヤモンドの綺麗さを存分に楽しめるデザインです。

センタールースのみならず、メレダイヤモンドも全てモニッケンダムの水準を満たしたものを使用しています。

ダイヤモンドはどんなに小さな一粒にも個性があるため、カラーや明るさ、クラリティなどが異なります。ただ単に複数ピース合わせると、ムラが生まれてしまいます。

モニッケンダムの婚約指輪14EN24_01

モニッケンダムでは、1本の指輪に使用するダイヤモンドはバランスを見て全て選定され、その後パッケージ化。輝きの整った、ムラの無い光が保証されています。

イギリスのプロフェッショナルが認めたピースでのみ、婚約指輪・結婚指輪が仕上げられます。光が一体となり、トータルの美しさは完璧です。

モニッケンダムであれば、3ピース以上の婚約指輪やハーフエタニティが筆者おすすめ。輝きのトータルバランスに優れており、魅力溢れるモニッケンダムのデザインを身につけていただきたいです。

  • モニッケンダムの結婚指輪

結婚指輪はデザインはオーセンティックなものから、エレガントなものまで多種多様。

スターダストのようにきらきらとしたモニッケンダムの輝きは、華奢なリングとの相性も抜群です。

モニッケンダムの結婚指輪

展開している結婚指輪の中でも、異彩を放つのがForging(鍛造)シリーズ。

マテリアルの組み合わせと、巧みなデザイン性により、上質な存在感を放つ特別な結婚指輪です。

洋服のコーディネイトを楽しむように、身にまとうことが楽しくなるデザインですので、ご褒美ジュエリーとしてもおすすめ。

格別なダイヤモンドと、洗練されたデザインのコラボレーションは、モニッケンダムならではの魅力です。

歴史あるモニッケンダムの婚約・結婚指輪を直接みてみよう

モニッケンダムのダイヤモンドの輝きを、自身の目で直接確認するのであれば、さまざまなブランドを一度に比較して見ることのできる大型のブライダル専門店がおすすめです。

一真堂 桜木インター店では、モニッケンダムはもちろん、同じく世界三大カッターズブランドであるロイヤル・アッシャーとラザールダイヤモンド、国内外で注目されているNIWAKA、LUCIE(ルシエ)など厳選された一流のブランドを検討することが可能。

ブライダルジュエリーに精通した専門のスタッフが常駐しているため安心して指輪選びをすることができますよ。

新潟県新潟市一真堂桜木インター店の外観画像

新潟の婚約・結婚指輪専門店
ブライダルジュエリーショップ
一真堂 桜木インター店
〒950-0938
新潟県新潟市中央区神道寺2丁目7-5
Tel:025-244-7055
営業時間:11:00〜19:00
定休日:12/31・1/1