ダイヤモンドの輝きの種類とは?
うっとりと見惚れるほど美しい輝きを放つダイヤモンド。
どうしてこんなにも美しい輝きが放たれるのか、不思議に思われる方も多いのではないでしょうか?
実はダイヤモンドの輝きは、3つの輝きが合わさることによって生まれています。ダイヤモンドの原石の品質やカットの方法が異なると、どの輝きが強く見えてくるかも変わるものなんです。
そこで今回は、ダイヤモンドの輝きの種類についてご紹介。あなたもこれを読めば、ダイヤモンドを見て「○○の輝き方が綺麗」と言える目利きになれること間違いなしです。
▷本当に美しいダイヤモンドの見分け方 グレードや4Cでわかる選ぶコツ
輝きの種類と違い
ダイヤモンドの美しい輝きが生まれる秘密は、以下の3つの輝きの相乗効果によります。
①シンチレーション
②ディスパージョン
③ブリリアンス
それぞれの輝きは、どれも目で見て違いがわかるものです。3つの輝きの種類がわかれば、ダイヤモンドを見比べる時、どの輝きが強いダイヤモンドなのか見極めることができます。
自身がどの輝きにより惹かれるのかがわかれば、運命のダイヤモンドを選ぶ近道になるでしょう。
ではさっそく、それぞれの輝き方について説明していきます。
①シンチレーション
ダイヤモンドが放つ「きらめき」のことを「シンチレーション」と呼びます。
ダイヤモンドを動かしたり、見る確度を変えたりした際に表れるきらきらと瞬くような輝きのことです。
一般的に、ダイヤモンドは58面体をなすカットが施されています。
それぞれの細かな面(ファセット)のひとつひとつが鏡のように光を反射することで、美しいシンチレーションを生み出します。
シンチレーションには、ダイヤモンドをカット後の表面の研磨(ポリッシュ)の善し悪しが強く影響します。もしあなたが、シンチレーションのきらきらとした輝きがお好みだった場合、ダイヤモンドの研磨技術にこだわっているブランドを選ぶとよいでしょう。
②ディスパージョン
「ディスパージョン」とは、ダイヤモンドが放つ「虹色の輝き」のことです。赤やオレンジ色も含まれ、まるで炎のような輝きであることから「ファイヤ」とも呼ばれています。
この虹色の輝きは、いわゆる「プリズム効果」によって生まれるもの。ダイヤモンドは屈折率が非常に高い宝石ゆえにこのプリズム効果が美しく表出します。
さらに、ラウンドブリリアントカット(別名:アメリカンカット)が施されたダイヤモンドは、ディスパージョンがより強く表れます。
華やかな虹色の輝きがお好みの方は、カットの方法に注目しながら見比べていくのもいいしょう。
③ブリリアンス
ダイヤモンドならではの「白く明るい輝き」が「ブリリアンス」です。ブリリンアンシー、ブライトネスと呼ぶ場合もあります。
この白い輝きの仕組みは、ダイヤモンドの内部反射によるものです。ダイヤモンドの最上部にある「テーブル面」という面に入った光が内部で反射を繰り返し、再び外へと白く明るい輝きを放つ仕組みです。
テーブル面はダイヤモンドの面の中で、最も面積が広い部分です。
このテーブル面の比率を大きくカットした「ヨーロピアンカット」を施したダイヤモンドでは、ブリリアンスが強く表出されます。
ダイヤモンドならではの白い輝きがお好みの方は、ヨーロピアンカットが施されたヨーロッパのブランドから選ぶと、よりブリリアンスを強く味わえるダイヤモンドに出会うことができます。
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ダイヤモンドは輝きの種類で別物に
ダイヤモンドの3つの輝きの種類によって、ダイヤモンドにはまるで別物のような違いが表れます。
ぜひ皆さんもダイヤモンドを選ぶ際は、輝きの種類にも注目して、本当に惹かれるダイヤモンドに出会えるといいですね。
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